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LCL-Tokyo 2026 Spring開催レポート

  • 執筆者の写真: LCL-Tokyo
    LCL-Tokyo
  • 2 日前
  • 読了時間: 6分

更新日:7 時間前

皆さんこんにちは。2026年4月25日(土)に、脅威インテリジェンスをテーマとしたイベント「LCL-Tokyo 2026 Spring」を開催したので、開催レポートを投稿いたします。



<目次>


はじめに

LCL-Tokyoでは様々なWG(Working Group)がありますが、最近「脅威インテリジェンスWG」が新たに発足しました。これを機に今回のLCL-Tokyoのイベントは、脅威インテリジェンスをテーマとしたイベントとする方針となりました。基調講演やLCLメンバーによる講演、様々なLTで大変盛り上がりました。会場提供いただいたトレンドマイクロさんのオフィスも、とても素敵だったのでレポートします。


イベント会場

今回のイベントでは、トレンドマイクロさんに会場のご提供をいただきました。トレンドマイクロさんのオフィスは新宿にあり、JR新宿駅のミライナタワーから徒歩1分の素晴らしい立地です。


今回、現地参加45名+オンライン参加44名という大人数の参加者を迎えての開催となりました。受付の体制もバッチリです。テーブルには林憲明さん(トレンドマイクロ社)の著書「実践サイバーセキュリティ入門講座」も置いてあります。



オンライン参加者向けには、トレンドマイクロの皆さんがインフラチームを結成しサポートしてくださりました。とても手慣れたオペレーションで安定感があり、大変心強かったです。



イベント内容

それでは、早速イベントの内容について振り返っていきたいと思います。

アジェンダは以下の通りで進行しました。

——————

12:30 受付開始・開場 

13:00 オープニング(LCL、トレンドマイクロ株式会社からの挨拶)

13:10 脅威インテリジェンスWGの紹介

13:15 各WGからの活動報告

13:20 基調講演

14:10 休憩

14:20  一般講演

14:50 LT(順不同)

16:05 懇親会

17:00 終了

——————


①オープニング

はじめに、LCL-Tokyo設立者である篠田佳奈(株式会社BLUE、代表取締役)より開会挨拶が行われました。LCL-Tokyoとはどういったコミュニティなのか、どのようなWGがあるのかが紹介されました。



続いて、本田祥子さん(トレンドマイクロ製品開発本部ディレクター)より、トレンドマイクロ社のご紹介をいただきました。また、「新しいことにチャレンジする人」の背中を押す、力強いメッセージもいただきました。




②脅威インテリジェンスWGの紹介

脅威インテリジェンスWG発起人の新村知香さん(アクセンチュア株式会社、マネージャー)より、WG発足の背景や目的についてご紹介いただきました。昨今の脅威インテリジェンスの重要性に関する理解の浸透や、関連領域が広いことによる勉強の難しさ、文系科目との関わりが強いことによる女性との親和性の高さについて説明いただきました。




③各WGからの活動報告

LCL-Tokyoには以下のように複数のWGが存在します。

・Cybersecurity Women’s Branding WG

・Member Interview WG

・International WG

・Cryptography WG

・Threat Intelligence WG


今回のイベントでは、International WGとCybersecurity Women’s Branding WGが活動報告を行いました。特にCybersecurity Women’s Branding WGが作成した「セキュリティ職種診断」については、参加者に実際に診断体験してもらい、参加者の関心を集めていました。





④基調講演:名和利男さん「サイバー脅威インテリジェンスの現在地と日本の対応」

サイバー防御の最前線でご活躍されている名和利男さん(サイバーセキュリティアドバイザー)より「サイバー脅威インテリジェンスの現在地と日本の対応」というテーマで基調講演をいただきました。CTIの価値はレポートではなく「いかに判断を早めることができるか」である、という核心をついたメッセージから講演は始まりました。また、Mythosの登場について、世界的にも注目が集まっているタイミングでのイベント開催だったこともあり、質疑応答では現地・オンラインから多くの質問があがり大変盛り上がりました。




⑤一般講演:新村知香さん「脅威インテリジェンスの組織論」

脅威インテリジェンスWG発起人の新村知香さんより、「脅威インテリジェンスの組織論」というテーマで講演いただきました。企業で脅威インテリジェンスを推進するにあたり、どのような組織作りが必要か、①関連部門との連携②国内グループ会社との連携③海外拠点との連携、の3つの観点で説明いただきました。特に海外拠点と連携では、リージョンによって地政学リスクが異なることによる、同一事象に対する分析結果の違いや影響の違いが生じる難しさについて触れられました。




⑥LT(Lightning Talk)大会

今回4名の方からLTをしていただきました。


1人目:坪内清久さん「サイバーセキュリティを取り巻く法律実務」

最初のLTは坪内清久さん(Sfil法律事務所 代表弁護士)より、「サイバーセキュリティを取り巻く法律実務」というテーマでご登壇いただきました。本LTでは主に情報漏洩発生時の対応のお話をいただき、特に平成26年のSQLインジェクションの裁判例は、法曹界だと有名な事案とのことでした。法的リスクを踏まえた制度や体制設計を、専門家と共同して行う重要性についてご説明いただきました。



2人目:宇治川ひかるさん「AIの”ググる”を騙してみた」

2人目のLTは宇治川ひかるさん(情報セキュリティ大学院大学 修士2年)より、「AIの”ググる”を騙してみた」というテーマでご登壇いただきました。特に「RAGのセキュリティ」についてご登壇いただき、その中で、LLMとRAGの回答比較結果などをまとめていただきました。LLMと比較して、RAGは事実に基づいた回答が多い特性があるとのことでした。※RAGとはretrieval Augmented Generativeの略



3人目:小泉茜彩子さん「日本を狙う親露派ハクティビスト:2025年の攻撃パターン」

3人目のLTは小泉茜彩子さん(トレンドマイクロ社 スレットリサーチャー)より、「日本を狙う親露派ハクティビスト:2025年の攻撃パターン」というテーマでご登壇いただきました。本発表は内容非公開となっております。特定の脅威アクターに関わる分析結果をご登壇いただきました。


4人目:伊藤るるさん「セキュリティキャンプコネクト”脅威×セキュリティ”クラスでの学び」

4人目のLTは伊藤るる(慶應義塾大学 修士2年)より、「セキュリティキャンプコネクト”脅威×セキュリティ”クラスでの学び」というテーマでご登壇いただきました。セキュリティ・キャンプコネクトとは、セキュリティの単独分野ではなく、様々なセキュリティ分野と繋がることで、多面的なセキュリティの視点・考え方に触れる機会を提供する場です。今回は「脅威×セキュリティ」に参加した感想を語っていただきました。



⑦トレンドマイクロCEO EvaChenさんからのトーク

最後に、トレンドマイクロ株式会社代表取締役社長兼CEOである、Eva Chenさんより、ご自身の人生のストーリーと女性のキャリアについてお話しいただきました。お忙しい中で、本イベントのために急遽オンラインでご参加いただけました。サイバーセキュリティ業界で女性が自分らしく活躍するためのヒントが数多く共有され、参加者の心に深く残るセッションとなりました。




懇親会

懇親会では、トレンドマイクロ副社長である大三川彰彦さんより、全体挨拶をいただきました。


懇親会も大盛り上がりで、参加者同士で有意義なネットワーキングの時間を過ごしました。あっという間に時間が過ぎ、気がついたらクロージングの時間となりました。


また、トレンドマイクロさんではフードロス削減プロジェクトに取り組まれており、規格外(皮に傷があったりサイズが合わなかったり)とされた「もったいないバナナ」をご提供いただきました。とても美味しくいただきました!



おわりに

今回は、脅威インテリジェンスというテーマでイベントを開催いたしました。最後になりますが、基調講演をいただいた名和さん、LT参加いただいた皆様、会場提供いただいたトレンドマイクロさん、そしてイベントにご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。次回のLCL-Tokyoイベントもお楽しみに!

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